認知症対応型・・・ [介護・福祉の疑問]

今回は早々のブログ更新。前回の「愚痴。」にてストレスを発散したからかもしれない。

ところで私たち介護及び福祉の世界では「認知症対応型〇〇〇」といった介護保険サービスの種類があり、しかもそのカテゴリを”普通”に感じてしまっている。もちろんこのカテゴリには、認知症の人たちが利用しやすい[環境]、認知症ケアのスペシャリストがいる[資格要員]、スタッフが多いといった手厚い[人員配置]などが求められているし、揃っていなければならない。

しかし、見方を変えると「認知症対応型〇〇〇」に認知症の人を社会から隔離しているようにも見えてしまう。 

そう見えてしまうと、地域とのつながりとか、社会との接点を再構築とか、地域社会のネットワークにおいてとか、認知症対応型の大義名分を掲げ社会から好き勝手に隔離しておいて、何を今さらと思ってしまうのだ。再び地域や社会とつながりを求められても意味がわからない。

認知症の当事者や家族は、世間の抱いているイメージやスティグマ、世間の理解不足によって相当辛い思いをしている。

痴呆症から認知症と呼称が変わってから随分経つが、まだまだこんなレベル。真意を理解している専門職はいるが、その数十倍の専門職?は「ニンチ」とか「アルツ」とか言っている始末。まだまだだ。

介護及び福祉の多くの住人だってそんなレベル。だから世間一般の人たちに正しく伝わるには相当時間がかかる。その相当な時間は認知症の当事者や家族が辛い思いをし続ける時間でもある。

私たち介護及び福祉の住人は、待ったなしで学び、活かし、疑問を感じる視点を育て、今の社会を変えていくよう努力しなければならない。 


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