65歳の壁がなくなった!! [お知らせ]
本日、認知症当事者の代表として中村成信さんと一緒に厚労省老健局へ想いを伝えてきた。成信さんが普段感じていること、想っていること、前田が取り組んできたこと等、2人で正面から突入してきた。
そして以下のことを伝えた。
結果は・・・
1.精神障害者保健福祉手帳の利用範囲拡大について
⇒国での基準等は定めておらず、各鉄道事業者や交通機関、施設等での規約に任せている。精神障害者保健福祉手帳に関しては、以前は本人の顔写真が手帳に貼付されていなかったため、悪用される恐れがあるとして各事業者は前向きではなかったようだ。個別または団体を通じて各事業者へ交渉してみることが第一歩。
2. 障害基礎(厚生)年金受給までの期間短縮について
⇒実情をお知らせし、検討課題となる。
3. 65歳以上であってもボランティア活動に対する謝礼受け取りを可とする
⇒可となりました!! しかも、認知症の人だけではなく、介護保険サービスを利用しているすべての人が対象。今後は本人の想いに沿いながら、大きな目的(ボランティア活動~謝礼の受け取り~謝礼を何に使うか)に向かって社会参加することが可能になった。ここまで来るのに時間もかかったが、大きな大きな1歩となった。これも今まで応援してくださった認知症当事者や家族、専門職や関係者、多くの人たちの後押しがあったからこそ実現することができた。
今夜は飲もう!
たくさん飲みましたか?
前田さんからボランティア活動の謝礼についての話を聞いたの
”ファミリティタイム”のころ、だいぶ以前のことでした。
平成23年に若年性の場合に認められるようになり、
今回は65歳の壁がなくなったと、画期的なことです。
このことがもっと世の中に周知され制度の活用がひろまること
期待してます。
by 伊勢太郎 (2013-02-20 16:53)
>伊勢太郎さん、コメントありがとうございます。
これは、ようやく“普通”に近付いただけであって、
今までが“異常”だったのだと捉えています。
何のために介護保険サービスを利用するのか、
またそれによってどんな効果が齎せられるのか、
これからが始まりです。
ようやくスタートラインに立つことができました。
まだまだ体の動く限り、
頑張っていきます!
あっ、たくさん飲みましたよ。
by Maechan (2013-04-01 22:27)