わたしの手帳 [研修会]
7/23(土)富士宮市役所にて「わたしの手帳」を使用した研修会が開催され、参加してきた。研修会への参加もそうだが、若年認知症のSさんに久し振りにお会いできることもあって、富士宮市まで足を伸ばしてきた。
担当講師は認知症介護研究・研修東京センターの永田久美子さん。
「わたしの手帳」はセンター方式をもっともっと身近なものにして、本人や家族が日記方式として書いていく。もちろんデイサービスやショートステイ、または、かかりつけ医も記入していく。
要は交換日記のようなもので、支援する人は本人のことをよく知ることが出来て、本人は自分のことをよく知ってもらうことで関係づくりの礎になる。
センター方式と同じように、全て記入しなくとも良い。記入できる範囲で記入する。そのロールプレイをしながら、また事例を発表しながらの研修会だった。
本人のSさん。全国から「本人の想いや声を聴かせて欲しい」と講演依頼が続々。私も香川県、熊本県、東京都・・・各地でSさんとお会いしてきた。
最後にお会いしたのは約半年前。
私のことはもちろん、駅前のラーメン屋でビールを飲んだことも憶えていた。久し振りの再開に嬉しく、ずっと話をしていた。
富士山、バイク、登山、営業、サイダー、奥さん、家、将来、お寺、カラオケ、フォークソング、徳永英明、吉田拓郎、神田川・・・
思い出した順に書いてみたが、書ききれない。それほど多くを話した。しかも営業一筋だったSさんからこんな言葉を頂いた。
「営業は、モノを売るのではなく、人を売れ。」
さすがトップセールスマン!言うことがズシンと心に響いた。また夏休みにでも会いに行こう。