お福の会 [感じたこと]

昨日、「お福の会」に参加してきました。
予想以上の参加人数に座りきれない人たちも数多くいました。

今回の皆で考える勉強会タイトルは「東日本大震災について」です。
宮城県と福島県のグループホームから各1名づつ参加して頂き、
3月11日から今日に至るまでの状況や取り組まれたこと、
そしてお気持ちを伺うことができました。

今回、世話人会で「お福の会」を開催するかどうか迷ったそうですが、
ある話に被災から40~50日経過するころに被災者は心が折れやすい状態になるそうで、
それを皆で乗り越えよう!という気持ちで開催されました。

私も被災後すぐに「何かできないか」と思い、
考えるより先に体が動くタイプなので、
茨城県の大洗町へボランティアに出掛けてしまいした。
会場の方達からの意見にも「何かしてあげたいけれど、実際に何をすれば良いか判断に迷う」
という内容が聞かれました。

それでも宮城県から参加された方は「私たちは亡くなった方達の分も前を向いて進まなければならない。
地域との連携を図りながら、利用者さんの役割を共に考えながら、利用者さんたちと一緒に復興していきます。」
といった返答でした。

「何をして欲しい」「何が足りない」ということではなく、
既に前を向いて生活されている、復興し始めている姿に、
こちらが逆に勇気を頂いた気持ちになりました。

また福島県の風評被害は想像以上で、
救援物資仕分け所から各避難所等へ輸送される物資が、
原発に近い町まではなかなか届かないそうです。

つまりは「被ばくしたくない」気持ちが優先されて、
物資の流入鈍化が起きている状態とのこと。
またケアスタッフの一時離職と雇用難により人不足まで起きているそうです。

私たちは義援金や物資を送付したり、
ボランティア活動したり、
できる範囲内での活動や応援をすることくらいしかできません。

それでも日本人として、人として、
助け合いの中から新たな絆や気付きから大切なことを得られると信じています。
阪神淡路大震災のときのボランティア活動からNPOが生まれてきたように・・・。
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