猫も杓子も“塗り絵”&“折り紙” [感じたこと]

「どこのデイサービスでも“塗り絵”をやっているけれど、何で?」

というような質問があった。その一つの原因としては、「月刊○○サービス」という本が刊行されていて、その本はどこのスタッフにとってみても神様みたいな存在になっている。

本自体は悪くないのだが、その本を頼りすぎて(考えなくても本に載っているレクを使用)、安易に塗り絵サービスを提供してしまう。

そもそも、塗り絵なんていうのは、デイじゃなくとも自宅でも出来るものだ。何のためにそれを塗るのか、何のためにデイに来ているのか、本人にとってどうなのか、そこの大きな目的が抜け落ちたまま“やらされている”。それななのに利用料金だけはしっかりと徴収する。

お金を支払うということは、利用者はお客であり、またそのお客は専門職がいるデイに何かを求め、何かの効果を期待しているはず。

それも考えられないようなデイは悪徳商売。インチキ商売。はっきり言って詐欺。

そんなところに国が公的なお金を注ぎ込み、また生活機能を低下させている事業所を認められるくらいの財源にゆとりがあるのならば、東北地方の被災地に新規デイサービスやショートステイといった在宅サービス事業所を設立したほうが良い。

もしくは、そういった事業所をさっさと潰して、そこに掛かっていた費用で被災地に新規事業所を立ち上げたほうがよっぽど良いだろう。

もう少しまともに考えられれば良いのだけれども、麻痺している人が多いのも事実であり、そこで働くスタッフは一生懸命なのだ。だから尚更悪い。 

次回こそ「デイの内容」について・・・


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