第二回「本人・家族交流会」BBQ! [活動報告]

本日、梅雨の合間の貴重な天気も味方し、総勢50名以上の本人・家族・サポーター・ボランティアの方々が参加してBBQ大会を開催した。

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準備段階から本人たちを含め皆で【設営】【調理】【焼係】と分担し、楽しい雰囲気の中での食事、そして全員での片付けと、まさに手作り感いっぱいの内容となった。本人も「今日は楽しかった。」「この交流会を継続していきたい。」「僕はアルツハイマー型認知症だけれども、自由で安心できたことが嬉しかった。」という意見が聞かれた。

この場所では、本人・家族・サポーターの関係性は皆平等で、お互いがお互いを支え合っている構図になっていた。それが本人にとって嬉しかったと思われるし、“楽しい雰囲気”が伝わっていったのだ。

元々この交流会は、家族からの「本当は本人と一緒に日々を過ごしたい。」という一言から始まった。「つながりの開」が主催とはなっっているが、そんなことはどうでもよくて、全員が主催のような雰囲気になったことが大切なのだ。

そして皆で思い思いに参加して、よく笑い、よく食べ、よく飲んで、元介護家族が演奏するピアノとフルートに懐メロを合わせていった。そうするとすぐに盛り上がり、交流会は盛会のうちに終了する。

終了後に「つながりの開」の世話人会を立て続けに開催し、改めて、認知症でも安心して暮らせる町田市にするための協力を呼び掛ける。

  1. 認知症フレンドシップクラブ町田支部のスタート
  2. 「つながりの開」NPO法人化(3本柱)
  • 認知症でも安心して暮らせる町田市(学童保育児童の認知症学ぶ会、SOS事業等)づくり
  • 本人・家族交流会
  • 認知症ケア実践研修

1.については、今回までの要約と今後の整理等ができて、7/1~本格的に始動することになった。ただ事務局の場所が課題となっているが、色々な意見交換ができた。またDFC東京事務局の徳田さんも参加されたことで、一気に話が前進した。

2.本人からも意見が聞かれ、「NPO法人とは組織的にどういったもの?」と質問が飛び交った。本人も「そういうことなら、協力するよ!」と力強い一言。

「つながりの開」は本人のための会。そして、これから認知症になる人のための会。だからこそ、本人参加が基本であり、本人の意見を重要視し、私たちも本人の視点から考えている。そのような動きを通して、認知症でも安心して暮らせる町田市を目指しているし、そうでなければ目指せない。


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