流しそうめん [活動報告]
先日、「つながりの開」主催による“本人・家族交流会”が開催された。参加者は、認知症の本人15名、家族13名、サポーター12名の合計40名。
今回は流しそうめんを企画した。企画といっても準備段階から本人にも参加してもらい、一緒につくり上げてみた。
この流しそうめん、準備が非常に手間がかかる。数日前より【竹取り】⇒【竹割り】⇒【節抜き】⇒【滑らかに磨き上げ】⇒【台づくり】と取り組む。
都合の付かなかった私は残念ながら準備に参加できなかったが、途中電話を入れてみた。本人と代わってもらうと「今、竹を切ってます!ハイ!元気ですよ!!宜しくお願いします!!それじゃ失礼致します<(_ _)>!!!」と会話が終わってしまったが。
それにしても、明るく生き生きとした声が聴けると何だか嬉しい。まるでその場面にいるかのように。
・・・何だかんだで流しそうめん台の完成。あとは当日を迎えるのみ。
そして当日。まずは水を流してみると、「水が漏れている!」慌ててテープで補修し、事なきを得る。いよいよ本日の主役たちをながしてみると・・・流れた!
そこでイタズラ心の登場。ミニトマトを追加!(流れるトマトは箸だと掴みにくい)「アラアラアラ・・・。」という間に流れて、皆が掴めないことに笑いが起こるだろうと予想。この作戦を“闇そうめん流し”と命名してみた^m^
いざミニトマト発射!
一番目の人・・・サクッと掴んでしまった!!
あれ?そんな筈は。。。
2個目のミニトマト発車!
一番目の人・・・まだ食べている!
2番目の人・・・ツルっ!「アラアラアラ…」(予想通り!)^m^
3番目の人・・・ツルっ!!「トマトは難しいでしょ!ヽ(`Д´)ノ」←byサポーター
とにかく笑いが取れたことに満足?して次なるミッションへ。本人Fさんを酔わしてカラオケで『スーだら節』を歌ってもらおう!と考えた。
・・・Fさん酔った。
そして、ほろ酔い加減で『スーだら節』を熱唱。会場は本物の『スーだら節』を聴いたように盛り上がった。
カラオケが終わっても、Fさん「~ときたもんだぁ!とこりゃ♪」と止められない。陽気で明るく楽しそう。普段はイライラしていると聞いていたから、ストレスを発散できたかな。
大笑いのうちに交流会の終了。次回は10月。
この10月には交流会のほかに日帰り温泉旅行も企画している。現在参加者とサポーターを募集中。
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